2008102 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

今日も元気で

今日も元気で

▽ 対 「いじめ」 に私たちのできること




     「いじめ」 に対して、私たちのできること。   ( 2006/10/17 )




        いま、この時代に、我が子を守り、育てていくのに、
        保護者だけでは、どうしようもないことを痛感している。

        放任でなく、過保護でもなく、過干渉でもない、
        見事な適正距離を、どうやって測るというのだろう。

        そして、こと起きたとき、
        どうやってその距離を保ち続けられるというのだろう。


        親が、我が子の置かれた状況を、如何にして正確に、公平に識ることができるのか。

        識ることができたとして、子どもたちの世界の何処まで踏み込めるのか。
        直接踏み込んでいって、それが根本的な解決になるのか。
        子どもたちの間で起きた事件に対する、
        子どもたちの自己解決の力は、どのように培われるのか。


        そして、何より、親は我が子のこころの何処まで寄り添えることができるのか。


           頑張っていつかきっと乗り越えよう。
           死ぬほど辛い学校なんて、行かなくてもいい。
           いつまでも、何処までも、あなたを信じ、あなたを愛してる。
           あなたはあなたのままでいい。
           決して死なないで。


        そんなような想いを言の葉に乗せて、本当に我が子に届くのか。
        自分は、そんな関係性を我が子と築いて来たのか。。。。


        どんなに想い惑い、どんなに自問自答を繰り返しても、
        自分たちの(狭い見識の)なかでぐるぐる舞い踊っているだけ。

        我が子の事情。 ほかのお子たちの事情。 


        お子たちが遭遇する事件も、その背景も、克服しようとする力も、
        お子たちそれぞれに違う、から、本当に難しい。


ふたば



           だから。


           保護者は学校へ足を運ぼう。


           忙しくても。 例え子どもたちが嫌がっても。

           参観日、懇談会、講演会、学習発表会。。。。
           機会逃さず、学校へ足を運ぼう。


           自分の眼でしっかり、我が子を観、我が子の友だちを観、
           先生を観、授業の進め方を観、
           我が子をとりまく空気を肌で識ろう。

           毎回、毎回、全保護者が学校へ足を運び、
           お子たちを学校を先生を観、三者三様の様々な情報を受け取り、
           様々な傾向、様々なシグナルに気付こう。


           そして、保護者同士が顔見知りになろう。
           懇談会やPTA活動に参画し、親しく情報交換ができるようになろう。


           先生の悲鳴を感じたら、動けるような保護者であろう。
           お子たちの悲鳴を感じたら、動けるような保護者であろう。

           それをいち早く感じられるのは、
           日頃からアンテナを張っているものだけだ。


           日頃から、口先でない、

            「 しっかり観てるよ 」
            「 応援してるよ 」
            「 愛してるよ 」

           メッセージを行動で示そう。


           それが子どもたちに伝わるだけで、随分と違うのではないだろうか。





       まだ幼い自我を振り回しているだけのお子たちの絆。
       思春期のこころ揺らぐお子たちのこころもとない絆。

       毎日毎日の日常のなかで育まれるそれ、を
       先生方には、何より大切に見守り、育んで欲しい。


       そのために、保護者は、学校へ足を運ぼう。

       保護者同士に絆を生み育て、先生方とも絆を生み育て、深めていこう。
       お子たちが、伸び伸びと健やかに育つよう。


       そのために、PTAでできること、山ほどある、と思う。
       そのための、PTAだと、私は思う。
       ここにこそ、PTAの意義も意味も在る。


       ひとりでも多くの保護者に足を運んで貰えるよう。
       そんな雰囲気づくりを、学校と共に。


       仕事を持つおかあさん方も、みんなが
       参観日や懇談会、PTA活動に参加できる職場=社会に私たちが変えていく。

       そんな決意や気概を持とう。


ふたば


    
      子どもたちは、幼い自我をぶつけあいながら、社会のルールを学んでいくのであり、
      悪いことをすれば、皆から非難、批判されるだろうし、
      何かにつけて鼻持ちならなければ、皆からバッシングされたりしていくことだろう。

      でも、それは社会に出て行く前に、どういった人間であれば摩擦が起き、或いは受け入れられるか、
      身をもって識っていくひとつのプロセス。

      それを学ぶのが、同じ世代で閉じている学校だと思う。

      けれどそれが、故なき制裁であったり、集団にものを言わせた、
      「いじめ」=リンチになってしまっては絶対にならない。 



           そして何より、私たちは、【評論家】や【傍観者】であってはならない。

            【当事者】意識を持とう。




ふたば




       ● 自分のせいで、クラスメイトが転校したら。。。 ( 2006/12/03 )

       ● アルマイト食器考 ( 2006/12/04 )










© Rakuten Group, Inc.